2023/12/20

 

3時頃にベッドに入る。だらだらしているうちに意識が飛んで、次に目が覚めた時には既に太陽が昇り切っていた。そのままぼんやりしていると、自分の部屋の玄関に据え付けられている方のインターホンが鳴った。心当たりがない。なんだか薄気味悪い。ベッドに再び潜りこんで、居留守を使った。電気系統や水道系統の業者だったのかもしれない。まあ、本当に必要なやり取りが僕と彼らとの間に発生している場合は、文書等で通知が来ているはずで、今のところそのような物がこちらに届いているという事実はないので、大丈夫だろう。そのまま二度寝をしていると、今度は火災報知器の警告音(火事です、火事です、うーうーうー、みたいなやつ)が耳に入ってきて、思わず飛び起きた。アラームは2~3分ぐらいの間、ずっと鳴っていて、そのうち止まった。家の近くに小学校があるから、そこの機器が誤作動を起こしたとか、誰かが誤ってスイッチを入れた、とか、そんなところだろう。今朝はなんだか不気味だった。あたりがやけに静かで、近所でやっている工事の音も心なしかいつもよりクリアに聴こえてくる。気を取り直すべく、無印良品の「不揃いバウム(メープル)」を食べる。不揃いバウムの美味しさなんて、今更語るまでもないよね。無印良品、なんだかうっすらと腹が立つ気もするが、良品か悪品かと問われると確実に良品寄りである。不揃いバウムってたくさん種類があるよね。皆さんは何の味が好きですか?僕はコーヒー、メープル、あとはチーズケーキも好きだな。これがまた牛乳に合うんだわ、まったく。続きます。

 

そんなわけで、メープルの不揃いバウムを食べながら、1日の予定を考える。もっと早起きできたら横須賀か茅ヶ崎に行きたかったのだけれど、19時からバイトがあることを考えると、今から遠出するのはあまり得策ではない。なんだか今日は良いこともなさそうだし、家の近所でのんびりスナップの練習に励むことにした。(家の近所とは、雑司が谷・池袋エリアです。これからこのブログに何度も登場すると思うので、ここで定義しておきます。)散歩を実施する意向を固めたはいいものの、なんだか眠たくて元気が出ないので、近所の自販機にモンエナを買いに行く。ここの自販機のモンスターはずっと200円だったのに、230円に値上げされていた。おれが買いすぎたからかな。多分そうだろうな。モンスター、飲むのやめたいな。家に帰ってちびちび啜ったけれど、全く美味しいと思えなくて、半分以上捨ててしまった。実に無益な行動。

 

気を取り直し(気を取り直してばっかりだな)カメラとレンズをショルダーバッグに詰め込んで家を出る。僕は昔から荷物を絞れないタイプだ。実家や、遠方に住む友人の家に滞在する際には、その期間からして到底読み切れるわけがない量の本を持っていって、その度に後悔したりする。この性質は普段の散歩にも甚大な影響を与えていて、今日も「家の近所でのんびりスナップ」のつもりが、カメラ二台にレンズ三本というフル装備である。まあ、それが大した苦痛にもならないほど、FUJIFILMのミラーレスシステムが軽量コンパクトである、と言い換えることができるのかもしれない。FUJIFILMさん、ありがとう。NO FUJIFILM,NO LIFE。中望遠の単焦点レンズを使ってミニマルテイストなスナップを撮ってみたり、最短撮影距離が短めのレンズでかわいいお花に寄ってみたり、、、写真って楽しいね。続きます。

 

最近は遠出してばかりで、家の近所を撮るのはかなり久しぶり。ストリートスナップに関しては、通いやすい街の中から手札を2~3個用意しておいて、そこでひたすら回していく方がいいのかもな、なんて思ったりもする。新しい街で写真を撮ると、なんだか観光写真みたいになってしまうことが多い。なんせ初めて来たものだから、勝手が分からずに、ありきたりな構図、被写体ばかりを選択してしまう。ストリートスナップに求められるのは独自性だと思っているので、行き慣れた場所の方が、独自性を追求するには向いているのではないか、と、そう思うわけである。僕だったら池袋、新宿、みなとみらいあたりだろうか。僕が尊敬している写真家のうちの1人、ソール・ライターも、自らが暮らしている街だけでスナップを撮り続けたらしい。そういうの、かっこいいよな。真似しちゃお。

 

散歩の途中でサンシャインに行って、展望台にのぼった。壮観。ここ最近、ひっそりと展望室巡りにハマっているのだけれど、スカイツリーだけは都内のどの展望室からもしっかり確認できて、その度に「でっかいんだなあ」と思う。幼稚園児みたいな感想でごめんなさい。

 

なんだか急な腹痛に襲われて、急いで帰宅。19時からバイトをして、21時半から池袋のTOHOで映画を見ます。そろそろ家を出なきゃ。では。